都心で「シェアサイクル」拡大 第三の公共交通へインフラ整備着々 (4/7ページ)

2014.9.29 06:04

 辰巳、夢の島、若洲地区の五輪競技場予定地は、地下鉄の辰巳駅、新木場駅から距離がある。五輪期間中の移動手段はバスが中心となるが、湾岸エリアは歩道を含め道路が広く整備されている。ロンドンでは五輪期間中にシェアサイクルが1日4万回以上も利用されただけに、東京五輪でも有効な移動手段になる可能性が高い。

 広域連携へ協議

 東京3区のシェアサイクルシステムを運営するのはNTTドコモだ。「08年にNTTドコモとして新規事業開拓に乗り出した時にシェアサイクルに注目。3年がかりでシステムを開発し、11年に横浜市に導入した」(スマートライフビジネス本部環境事業推進担当・坪谷寿一部長)。12年に江東区、13年に仙台市と実績を重ね、システムも進化している。

 横浜、江東区では、自転車の貸出返却機能を自転車を止める駐輪機器側に持たせていたが、仙台市では自転車本体に搭載。サイクルポートに設置した電波検知器で、自転車の有無を感知する仕組みとした。これによってポート設置費用などの初期導入コストを30%以上削減。電波検知器を設置すればラックなしでも臨時ポートにでき、五輪など利用者が一時的に急増する場合も対応しやすくなった。

ポート、駅前設置へ課題も…

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