銀行は所得のない主婦らを「信用不良者のように見なしている」との大学教授の指摘も紹介された。
頼みのサムスンは2年ぶりの売上50兆ウォン割れ
中央日報(電子版)によると、今年6月末時点の家計負債は1040兆ウォンで前年同期より6・2%増加した。
韓国では日本と同様の「失われた20年」に陥ることへの危機感が強まっているが、低成長のデフレに突入すれば、資産価値が上がらず借金の重みが増すばかりだ。
10月の韓国の失業率は、3・2%と0・4ポイント悪化。聯合ニュースによると、若年労働者(15~29歳)の失業率は0・2ポイント悪化して8%にのぼった。失業状態の長期化で求職活動を辞めた人は42万9000人と前年同月から26万8000人も増えた。韓国の経済統計から先行きは楽観視できない。