「米国の量的金融緩和の終了や円安の加速などで不確実性が高まる中、消費や投資など内需の回復の勢いが弱い」。11月11に発表された韓国の経済動向報告書はこう指摘。「景気の下方リスクが拡大している」と分析したという。
韓国では、ウォン高と中国の新興メーカーの躍進で、スマートフォンや液晶テレビなどの家電製品の国際競争力が相対的に低下。サムスン電子が10月30日に発表した2014年7~9月期の売上高は47兆4500億ウォンと12年4~6月期以来、約2年ぶりに50兆ウォンを下回り、営業利益は前期に比べて6割減ったほどだ。
韓国を取り巻く世界的な経済環境は厳しさを増す一方で、国内では家計の負債の火種がくすぶり始め、まさに内憂外患にある。