石原慎太郎氏引退会見詳報(2)「醜い憲法の前文…文法も間違いだらけ」 (3/5ページ)

2014.12.16 18:15

政界引退を決め、会見する石原慎太郎氏(左)=16日午後、東京都千代田区内幸町(三尾郁恵撮影)

政界引退を決め、会見する石原慎太郎氏(左)=16日午後、東京都千代田区内幸町(三尾郁恵撮影)【拡大】

 「かつてシェークスピアを訳した福田恒存さんと前文の話をしているとき、『石原君、勘定してごらん。5つも6つも7つも8つも助詞の間違いがあるぞ』と言う。私も本当にその通りだと思う。9条を変えるとなると大事になるから、せめて『に』だけは国文学者を集めて、変えようじゃないかと総理に言った。それが蟻の一穴となって憲法を変えることができるんじゃないかと。安倍さんは残念ながら答えませんでしたな」

 --石原氏はかつては300万票を得票したこともある。その石原氏が比例で出馬しながら、これだけ集票が落ちた。

 「私に対する投票じゃなく…。誰かが言っていたが、『比例の一番初めに石原さんの名前が挙がったらおそらく票数も違ったのではないか』と。でもそれはわからない。うぬぼれているわけじゃないから…。選挙の結果はいいでしょう。もう勘弁してください」

 --今回の選挙で自公3分の2体制になったが、民意は何を示したと評価するか。

 「それを逆に明かしているのは共産党の躍進だと思う。なんというか、今回、共産党に多くの支持が集まったのは、いま自分たちを囲んでいるもろもろの社会的な現実に対する、みんなが漠として感じている現況への不満の社会心理学的なリアクションだと思う。何が不満かというと、色んな格差が出てきた」

「これから日本を担っていく20代、30代の人にあまり希望がない」

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