全長800メートルの巨大プールの設置が計画されていた大阪・ミナミの道頓堀川。観光船事業者との調整がつかず、計画は中止に追い込まれた【拡大】
その上で「(事業者)1社とうまく調整できなかったと聞いています。大阪市という立場で堺屋さんの方だけに不当に便宜を与えるわけにいきませんから。来年、何とかやるということであれば、僕もどういう形でサポート役になれるかちょっと考えてみたいですけどね。あと1社との調整だけなんですよ。何とか合意を取れないかなと思っています」と述べ、再挑戦への思いもにじませた。
準備会社関係者らは、道頓堀川開削400周年に合わせ、今夏に別のイベントを実施する準備を進めている。関係者の一人はこう意気込む。
「プールは実現しなかったが、ミナミをPRする大きな効果があった。こんな発想は東京では生まれない。新たなイベントで今度こそ世界を驚かせたい」