身売りのシルク・ドゥ・ソレイユ 「中国のバフェット」を頼ったワケ (4/5ページ)

2015.5.10 17:10

 ロイター通信によると、シルクの株式の6割を米投資ファンドのTPGキャピタルが、2割を中国のコングロマリット(複合企業)である複星国際が取得する見通しだ。

 とくに注目を集めたのが複星国際だ。小さな調査会社からスタートし、医薬品ビジネスなどで急成長した同社は、小売りや不動産、金融など幅広い事業に投資する巨大グループに発展。近年は海外進出を加速し、13年には米ニューヨークの一等地で、金融大手JPモルガン・チェースから高層ビルを買収するなど不動産を買いあさっている。

 そして日本でも昨年、投資ファンド大手ユニゾン・キャピタル傘下の不動産会社を買収。日本への進出を果たし、耳目を集める。

 複星国際の創業者である郭広昌氏も国内外で知られるビジネスパーソンだ。長期投資を好み、同じスタイルの米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏になぞらえ、「中国のバフェット」の異名を持つ。中国政府幹部とも太いパイプを持つとされ、中国で今最も勢いのある経営者の一人と言っていいだろう。

シルクは、今後アジアでの展開を加速する方針を示しており…

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