山西省太原市で大学前の路上に置かれた宅配便の中から自分のものを探す大学生。いつでも便利に宅配便が受け取れるように、最近ではさまざまなサービスが登場している(中国新聞社)【拡大】
中国ではインターネット通販の普及に伴い、配達サービスのうち「ラストワンマイル」(地域の拠点から消費者に商品を届けるまでの数キロの配達工程)の利便性が、ネット通販の使い勝手に大きく影響するようになってきた。電子商取引(EC)サイトや宅配便会社、新興企業などは、この市場におけるイノベーションや派生産業を相次いで生み出している。中国国営新華社通信が伝えた。
トラブル防止
都市のオフィスビルや大学の門前には、宅配業者が出す露店の荷物受取所を見かける。こうした露店は都市交通を妨げ、景観を損なううえ、利用者の受け取りは不便で、紛失や取り違えのリスクがあり、雨の日には荷物がぬれることもある。
こうした中で登場した「(スマート)宅配ボックス」は、オフィスビルや政府機関、住宅団地、(住宅を含む)大学のキャンパス内などに設置され、利用者が携帯電話のショートメールで通知されたパスワードで荷物を取り出す仕組み。利用者のプライバシーは保護されるうえ、配達時間に縛られずに受け取ることができるという。