中国財政“時限爆弾”炸裂の現実味 「すぐに制度を見直さないと大混乱」 (5/5ページ)

2015.12.5 17:07

中国湖北省襄陽で、孫の面倒をみながら談笑する女性ら=2008年7月(ロイター=共同)

中国湖北省襄陽で、孫の面倒をみながら談笑する女性ら=2008年7月(ロイター=共同)【拡大】

 さらに都合の悪いことに中国では2013年、高額な療養費負担軽減を目的とした「大病医療保険制度」を導入している。その財源は加入者から別途徴収した保険料ではなく、医療保険料の積立金にあたる医療保険基金を充てている。

 基金からの流出は増え続けているとみられるが、その運用実態は不透明で、すでに“赤字”に転落したとする報道もある。

 真相は不明のまま、根本的な対策もなおざりとなっている状況で、片山研究員は「まるで“時限爆弾”を抱えたような状態」と表現した。

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