--首相は「もはやデフレではない」と言うが、インフレ率はまだ0%に近い。「デフレ脱却」と宣言するのは早すぎないか
「私は、デフレではないという状況を作り出すことができた、こう申し上げておりますが、残念ながらまだ道半ばであり、デフレ脱却というところまで来ていないのも事実であります。しかし、大胆な金融緩和によって物価は反転し、この2年半、上昇傾向にあるのは事実であります。雇用も110万人以上増え、賃金も2年連続で高い伸びを見せています。足元でも設備投資が昨年の7月、8月、9月、前年比で11%以上伸び、経済界でも攻めの姿勢が生まれてきています」
「デフレ脱却まであと一息というところまでやってきていると考えています。この流れを加速できるか否かは賃上げ、設備投資による経済の好循環をいかに力強く回し続けられるかにかかっていると認識しています。そのため政府としても法人実効税率について、予定よりも前倒しして、今年の4月の新年度から20%台に引き下げる決定をしました。日本銀行の黒田総裁も『できることは何でもやる』と言っており、政府・日銀一体となって全力でデフレ脱却に取り組んでいく考えであります」