米ではここ数年、移民をはじめとする外国人労働者が米国人労働者の雇用を奪い、賃金を相対的に低下させているとの非難が高まっているだけに、この訴訟、米国内で大変な注目を集めているのです。
報道によると、訴えたのは男性のレオ・ペレーロさんと女性のディーナ・ムーアさんです。2人は約1年前に他の約250人のIT系社員とともに解雇されました。
ディズニーに約10年勤務したムーアさん(53)はNYTに「怒ったり、(提訴による)ドラマを引き起こすべきではないことは分かっていますが、ディズニーがやったことは単に賃金を節約しただけであり、米国人を貧しくしているのです」と憤慨。
もうひとりの原告であるペレーロさんはNYTに「わが国は、米で長期的な基盤を築こうとしているイタリア人、英国人、スウェーデン人のパートのような素晴らしい能力を持つ(外国の)人々を必要としていると心の底から信じているが、私はH-1Bのプログラムに虐待された」と怒りました。
ペレーロさんが「虐待された」と名指しで指摘する「H-1B」とは、米国が発給する就労ビザの一種です。