日銀が10日発表した2月の国内企業物価指数(2010年平均=100、速報)は、前年同月比3・4%下落の99・8となり、11カ月連続で前年を下回った。原油価格の下落や円高傾向による輸入品の値下がりが影響した。
銅などの資源価格の下落も響いたが、中国の景気対策への期待から底打ち感が見られるといい、日銀は「資源価格や為替の動向を注意深く見ていく」としている。
下落したのは415品目、上昇は287品目だった。石油・石炭製品が21・8%、非鉄金属が12・5%、鉄鋼が6・8%それぞれ下落した。一方、食料品やパルプ・紙製品などは値上がりした。
円ベースの輸入物価指数は17・8%下落した。輸出物価指数も7・9%下がった。