記者会見する安倍首相=4日、ベルリン郊外(共同)【拡大】
「そして、為替についてでありますが、まず為替の水準については総理大臣として言及を差し控えたいと思います。その上で申し上げれば、為替の急激な変動は、例えばわが国の貿易関連企業に大きな影響を与えるなど、望ましくはありません。足元の為替市場では急激で投機的な動きが見られていますが、G20でも為替市場における過度の変動や無秩序な動きは悪影響を与えうるものであり、為替レートの安定が重要との認識が、確認されています。オランド大統領そしてメルケル首相とも、為替の安定は重要であり、急激な変動は望ましくないということについて、一致をしたところであります。為替市場の動向を注意深くよく見て必要に応じて対応したいと思います。また伊勢志摩サミットでは、世界経済の課題について、幅広く議論をしていくことになりますが、その中で、必要に応じて為替についても議論されることになるのではないのか、と思います」
--例えば安全保障やウクライナ、中東やロシアについて意見が出てくるとお考えか
首相「今回、安全保障に関わる課題。これはシリアの問題もそうですし、そしてテロの問題もそうです。また難民の問題もそうだと思います。そして、ウクライナ、またロシアとの問題、また南シナ海の問題などもあると思います」
「G7というのは、自由や民主主義、そして人権、法の支配、普遍的価値を共有する国であります。まさに私たちが集まって議論していく、そして今申しあげたような課題にしっかりと立ち向かいメッセージを出していくが求められていますし、それがG7にとって責任でもあろうと思います。その意味におきましては、特にテロについては、われわれはG7において、テロ対策の行動計画を示していきたいとこう思っています」