記者会見する安倍首相=4日、ベルリン郊外(共同)【拡大】
「大切なことはG7が結束力を示し、そうした課題にしっかり取り組んでいく。私たちが作り上げた世界の秩序に対する挑戦、そうした動きに対して、私たちが答えを出していく、そして処方箋を示していくことが求められていると思いますし、伊勢志摩サミットにおいては明確なメッセージを出したい。先ほど経済分野において明確なメッセージ、力強いメッセージを出したいと申し上げましたが、安全保障においても、力強いメッセージを示し、G7の結束力を示したいと思います」
--明日行われる日露首脳会談について。北方領土問題の解決、平和条約の締結を目指すとともに、ウクライナ、シリア問題に対してG7一体となったメッセージを出す役割がある。日本の総理としての立場、議長としての立場、どうバランスを取って明日のトップ会談にのぞむのか
首相「戦後70年たっても平和条約が締結されていない状況は、異常な状態であるという認識はプーチン大統領と一致をしているところであります。北方領土問題は首脳間のやりとりなくして解決はしません。北方四島の帰属の問題を解決をし、平和条約を締結するとの基本方針にもとづいてプーチン大統領と直接話し合い、領土問題の解決に向けて粘り強く取り組んでいく考えであります」
「そして、日本とロシアはですね、最も可能性を秘めた二国間関係であります。環境経済や国民生活の面でも互いに協力を深め、この可能性を実現させる工夫も重要であります。プーチン大統領とはこうした面を含めて、胸襟を開いて対話を行っていきたい、このように思います。まさにこの可能性を現実化させるためにも、平和条約の締結が必要であります。そうしたこともしっかり念頭に置きながらプーチン大統領と議論したいと思います」