先進7カ国(G7)で協力し、世界的な需要を強化するため、将来の成長に資する分野で大胆に投資を進める。人工知能、ロボット、世界に先駆けた技術革新を日本から起こす。しっかりと内需を支える経済対策を行う考えです」
「その上で、来年4月に予定される消費税率10%への引き上げについて、お話しします。1年半前の衆院選で、私は『来年4月からの消費税率引き上げに向けて必要な経済状況を作り上げる』と約束しました。そして、アベノミクスを強力に推し進めてまいりました。
現在、有効求人倍率は24年ぶりの高い水準となっています。都会だけの現象ではありません。就業地別である北海道から沖縄まで47都道府県、全て1倍を超えました。これは史上初めての出来事です。
1人の就職者に対して、1つ以上の仕事があるという状況を作り出すことができたんです。リーマン・ショック以来、減少の一途をたどっていた正規雇用は昨年、8年ぶりに増加に転じ、26万人増えました。この春の高校生の就職率は24年ぶりの高さです。大学生の就職率は過去最高となりました。
中小企業の倒産も、政権交代前から3割減少しています。ここまで倒産が減ったのは25年ぶりのことです。所得アップについても、連合の調査によれば、中小企業も含めて一昨年、昨年に続き、今年の春も3年連続で、今世紀に入って最も高い水準の賃上げを実現することができました。