【安倍首相会見・詳報(上)】「増税再延期という『新しい判断』について参院選で国民の信を問いたい」 (4/8ページ)

2016.6.1 20:41

記者会見する安倍晋三首相=1日午後、首相官邸(納冨康撮影)

記者会見する安倍晋三首相=1日午後、首相官邸(納冨康撮影)【拡大】

  • 会見に臨む安倍晋三首相=1日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)
  • 通常国会閉幕を受け、記者会見する安倍首相。消費税増税の再延期を正式表明した=1日午後、首相官邸
  • 会見する安倍晋三首相=1日午後、首相官邸(宮崎瑞穂撮影)
  • 通常国会閉幕を受け、記者会見する安倍首相=1日午後、首相官邸

 そしてパートの皆さんの賃金も過去最高を記録しています。一部の大企業で働いている方の給料が上がっただけではありません。パートで働いている皆さんの時給も過去最高となっているんです。どうかここも見ていただきたい。雇用をつくり、所得を増やす。まだまだ道半ばではありますが、アベノミクスは順調にその結果を出しています」

 「しかし、世界経済はこの1年余りの間に想像を超えるスピードで変化し、不透明感を増しています。最大の懸念は、中国など新興国経済に陰りがみえることです。リーマン・ショックのときに匹敵するレベルで原油などの商品価格が下落し、投資が落ち込んだことで、新興国や途上国の経済が大きく傷ついています。

 これは世界経済が成長のエンジンを失いかねないということであり、世界的な需要の低迷、成長の減速が懸念されます。世界の経済の専門家が警鐘を鳴らしているのは、まさにこの点です。

 これまで7回にわたり『国際金融経済分析会合』を開催し、ノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ教授やクルーグマン教授をはじめ、米国や欧州、アジアの経済の専門家から意見を伺ってまいりました。その専門家の多くが世界的な需要の低迷によって今年、そして来年、さらなる景気悪化を見込んでいます。

 こうした世界経済が直面するリスクについて、G7のリーダーたちと伊勢志摩サミットで率直に話し合いました。その結果、新たに危機に陥ることを回避するため、適時に全ての政策対応を行うことで合意し、首脳宣言に明記されました。

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