「今回、再延期するという私の判断は、これまでのお約束と異なる『新しい判断』です。公約違反ではないかとの批判があることも真摯に受け止めています。
国民生活に大きな影響を与える税制で、これまで約束してきたことと異なる判断を行うのであれば、まさに税制こそ民主主義です。まず国民の皆様の審判を仰いでから実行すべきです。
信なくば立たず。国民の信頼と協力なくして政治は成り立ちません。新しい判断について国政選挙であるこの参院選を通して国民の信を問いたいと思います。
国民の信を問う以上、目指すのは、連立与党で改選議席(121議席)の過半数の獲得です。これは改選前の現有議席を上回る高い目標でもあります。
さらに、野党は政策の違いを棚上げしてまで、選挙目当てで候補の一本化を進めています。大変厳しい選挙戦となる。それは覚悟の上です。しかし、この選挙でしっかりと自民党、公明党の与党で過半数という国民の信任を得た上で、(消費税増税の再延期)関連法案を秋の臨時国会に提出し、アベノミクスを一層加速させていく、その決意です」
「9年前、私は総理大臣として夏の参院選で大敗し、その後、総理の職を辞することとなりました。あのときの挫折は今も私の胸に深く刻み込まれています。困難な政策であればあるほど国民的な理解を得て、国民とともに前に進むほかに道はない。これがあのときの反省であります。