パナマ運河拡張後初の大型船が通航 積載3倍の船の航行が可能に、日本にもメリット

2016.6.27 00:40

26日、パナマ運河の「アグアクララ水門」に近づく中国のコンテナ船(AP=共同)

26日、パナマ運河の「アグアクララ水門」に近づく中国のコンテナ船(AP=共同)【拡大】

 船舶の大型化に対応するための拡張工事を終えたパナマ運河の供用が26日朝(日本時間同日夜)始まり、最初の大型船である中国のコンテナ船が大西洋側の「アグアクララ水門」に入った。同日夕(日本時間27日午前)には太平洋側の「ココリ水門」を通過する予定で、大規模な開通式典が行われる。

 アグアクララ水門での26日朝のセレモニーには、パナマのバレラ大統領らが出席。バレラ氏は「この歴史的なプロジェクトに関わった全ての労働者に感謝し、祝福したい。工事の過程で命を落とした労働者を名誉に思う。犠牲者と遺族に永遠に感謝する」と述べた。

 今後はこれまでの約3倍の積載能力を持つコンテナ船や液化天然ガス(LNG)船の航行が可能になり、世界の海運の流れを変えるとみられる。日本にとっても米東海岸から効率的に燃料輸送ができるなどのメリットがある。(共同)

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