
インタビューに答えるマック赤坂氏(松本健吾撮影)【拡大】
--どのような家庭に生まれたのですか
「出身は名古屋市昭和区。父親は貿易商で、母親は美容師で生計を立てていた。小学校の頃は極貧といっていいかな。父親が事業に失敗して借金があった。姉や兄がいて僕は一番下だったんだけど、コロッケ1個をきょうだいみんなで取り合ったからね。それから肉が入っていないすき焼きだね。ご飯を先にたらふく食わせといて、少ないおかずをみんなで分けて食べる、そんな生活だった」
--勉強ができたそうですね
「そうね。父親が地頭がよい人でね。そのDNAを一番引き継いだかな。母親は人格者で優しい人。子供の頃、『誠は大器晩成型だから』といつも励ましてくれていた。それをよく覚えている。まあ、エネルギーを全部自分が取っていたようなものだよね」
--秀才ぶりは高校に入っても変わらなかったようですね
「うん。本当は愛知の名門県立高の旭丘に行きたかったんだ。東京でいえば開成や日比谷のような雲の上の学校でね。そこはさすがに厳しいということで、ナンバー2の明和高校を目指した。でも安全を期して、何しろ私立に行く金はないからね。旧制五中である瑞陵高校に入った。入学してからも5教科はベスト3、現代国語と数学は1位だったよ」