
記者の質問に答える小池百合子都知事=2日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影)【拡大】
「はい、ありがとうございます。成長戦略の一つだと思います。そして私自身、選挙中にも訴えをさせていただいたんですが、東京のブランディングを徹底してやっていきたいと考えております。東京にいるとですね、かえってどこが宝物か分からないかもしれません。そういう意味では、それこそ海外の目も含めてですね、ブランド、宝物をまずあぶり出していく、具体的には切子とかですね、それから繊維などもそうであります。そういった物品のみならず、お祭りなどもそれに入るんではないかな、おみこしを担いだりとか、それを総合的にブランディングしていきます」
《フランスの高級ブランドなどが参加する「コルベール委員会」という組織を、「本を書こうと思っていたくらい」研究してきたと明かす小池氏。得意分野に関する質問に、小池氏の説明はこれまでよりも一層冗舌になった》
「私はぜひ、都の改革委とは全く別に行政の観点から、この宝物探しということをやって、それをいかにして対外的に発信をするか、付加価値をつけて発信をしていくか、ブランディングというのは付加価値をつけるということですので、そのことをぜひいろんな方のアドバイスを伺いながら進めていきたいと思います。その心は、江戸切子もさることながら、そういった伝統文化、東京にもたくさんございます。それを担っている方をずいぶん私も存じ上げているわけでございますが、問題は跡継ぎがいない、その後を継承する方々がだんだんいなくなって、技の継承がうまくいっていないということでございます。そういったことから、名称はともかく、東京ブランディングのための委員会を、委員会であり組織を、私自身とりあげて、そして東京のブランディングをですね、世界に知らしめると。これは東京オリンピック・パラリンピックと平行する形で、お互いが補完する形で進めていけば相乗効果につながるのではないかと思っております」