最低でも、小池知事にとって「東阪同盟」は、来年の都議会議員選挙を控える中で、“伏魔殿”的な自民党都連への牽制(けんせい)球になるわけで、自身の政策実現にとって大きな武器になる。
もちろん、実際にはかなり難度の高い大技であり、都知事選への出馬に加えての、乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負になることは間違いないが、メダルラッシュに沸くリオデジャネイロ五輪にあやかって書くと、ぜひ、小池知事には歴史に残る2つ目の金メダルを目指していただきたい。
【プロフィル】朝比奈一郎
あさひな・いちろう 青山社中筆頭代表・CEO 東大法卒。ハーバード大学行政大学院修了。1997年通商産業省(現経済産業省)。プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)代表として霞が関改革を提言。経産省退職後、2010年に青山社中を設立し、若手リーダーの育成や国・地域の政策作りに従事。中央大学客員教授。43歳。