
金融政策決定会合に臨む日銀の黒田総裁(奥中央)ら=21日午前、日銀本店(代表撮影)【拡大】
日銀は平成25年4月、国債を大量に買い入れて市場に資金を供給する大規模な金融緩和を開始。今年2月にはマイナス金利を導入した。前回7月の会合で3回目の追加緩和として上場投資信託(ETF)の買い入れ額の増額を決めた。
ただ、大規模緩和が始まって3年半が経過した現在も2%の物価目標は達成できていない。生鮮食品を除く7月の消費者物価指数の前年比はマイナス0・5%と、5カ月連続でマイナス圏に沈んでいる。
黒田東彦総裁が21日午後に記者会見し、検証結果や経済・物価の情勢について説明する。