
日銀本店(日本銀行本店)の外観=2014年10月31日午後、東京都中央区の日銀本店(早坂洋祐撮影)【拡大】
20年にはリーマン・ショックが世界経済を直撃し、日銀は再び量的緩和策に回帰した。ゼロ金利解除が早過ぎた形で、SMBCフレンド証券の岩下真理チーフマーケットエコノミストは「このときの判断が現在の大規模な金融緩和の起点になったともいえる」と指摘する。
当時、金融市場局長だった中曽宏副総裁は20日、記者団の取材に応じ、「(大規模緩和の)出口戦略を委ねられる中で、どのように安定的に量を縮小させることができるかを考えてきた。今後も役に立つ経験だと思っている」と振り返った。(米沢文)