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【株主総会ライブ】トヨタ自動車(5)豊田社長が初告白「初めて買ったクルマはカローラ。私の原点。今も思い入れは強い」

ニュースカテゴリ:企業の自動車

【株主総会ライブ】トヨタ自動車(5)豊田社長が初告白「初めて買ったクルマはカローラ。私の原点。今も思い入れは強い」

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 《豊田章男社長は株主の質問に対し、答える役員を指名するとともに、担当役員の発言が終わった後、追加する形で自分の思いを話すケースが多い。これが株主総会にありがちな“固さ”をほどよくほぐしている》

 豊田章男社長「時間の都合上、質問はあと2~3人にさせていただきます」

 男性株主「娘がトヨタのスポーツカーを買いたいと言いまして。でも女性用のスポーツカーがない。見ただけで女性用と分かるクルマがない。もしよければ、良品安価な車を作ってもらって、娘の願いをかなえていただけないか」

 加藤光久副社長「女性専用のスポーツカーですね。トヨタでは女性専用とか、男性専用とかを考えて開発しているわけではありません。多くのお客さまに夢を与えるクルマづくりをしているつもりです。スポーツカーでもセダンでも、ワゴンでもです。その中で女性の嗜好(しこう)は十分考えているので、これからの車作りに生かしていきたいと思います」

 《続いて女性株主が質問。場にそぐわない質問だと思ったのか、少し声を震わせながら、遠慮がちに豊田社長に尋ねた》

 女性株主「さきほどの質問と関連しますが。社長がレーサーとしてご活躍されていて、クルマがお好きなんだあと思います。こんな質問、こんな場でいいのかと思いますが…。社長ご自身が免許をとって初めて乗られたクルマは何かを、教えてほしい。また過去、社長がご自身で買われたクルマで、トヨタ車以外のクルマはあったのでしょうか」

 《思わぬ質問に豊田社長はニガ笑い。会場からも笑いが》

 豊田社長「では、お答えします。私が初めて持ったクルマは『コロナSR』です。おばあちゃんに買ってもらいました。SRはエアコン、ラジオはついていなかったと記憶しています。会社に入って、初めて自分のお金で買ったクルマはカローラでした。しかも中古車でした。値段もよく覚えています。店頭表示価格の102万円を99万円にしてもらいました。このカローラは私の原点です。今も思い入れは強いです。

 《豊田社長「あと1問でお願いします」との呼びかけに、男性株主が豊田社長自身の“胸の内”を質問した》

 男性株主「招集通知に『社会に役にたつ会社』『前進する』などと書いてありますが、具体的に社長の口から熱く語ってほしい。お願いします」

 豊田社長「昨年75周年を迎えました。私は創業者の豊田喜一郎にあったことはありませんが、日本人の手で自動車産業を興そうと努力した。その後、歴代のトヨタの社長は、自分のやっていることが花開くのは、次の世代だと思ってやってきました。自分の時代ではなく、次の世代のために、努力してきたんです。そういうロマンをもっていた。私も経営者です。経営者はいずれ会社を去りますが、会社は続きます。私は、これからの25年は、次の100年に向けてトヨタであり続けるための努力をしていきたい。これがめざす持続的成長の姿だと考えています。そのために精一杯努力してまいりますので、どうぞ、株主の皆様には変わらぬご支援をお願いします」

 《豊田社長の熱のこもった話に会場からは大きな拍手が起こった。質問した男性株主も「ありがとうございました。これからもトヨタファンの1人として応援していきたいと思います」》

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