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【株主総会ライブ】トヨタ自動車(1)「いつもベター、ベター、ベターを追求」と豊田社長

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【株主総会ライブ】トヨタ自動車(1)「いつもベター、ベター、ベターを追求」と豊田社長

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 トヨタ自動車の定時株主総会が14日午前10時、愛知県豊田市の同社本社で始まった。北米やアジアを中心とした販売台数の増加や円安で、平成25年3月期の連結営業利益は1兆3200億円と5年ぶりに1兆円の大台を突破。今年度は自動車メーカーとして初めて前人未到の販売台数(グループ全体)1千万台突破をめざす豊田章男社長が、株主にどう「成長戦略」を示すのか注目される。

 《開会前、総会開催中に地震が発生した場合の対応のアナウンスが流れ、会場正面の大型スクリーンには避難経路が示された。議長の豊田章男社長が開会を宣言すると、会場から拍手が起こった。豊田社長は落ち着いた口調で、よどみなく総会の決議事項などを説明。その後、平成25年3月期の事業報告などのナレーションが流れた》

 豊田章男社長「当期は北米、アジア地域販売が好調で、全員で一丸となって取り組んだ結果、収益が改善し、営業利益は1兆3200億円になった。単独決算も5年ぶりに黒字に転換した。これも仕入れ先や販売店、株主の皆様などのご支援のたまもの。厚く感謝いたします」

 《豊田社長は株主への感謝の言葉にひときわ力を入れた。次いで、社長就任後を振り返った》

 豊田社長「2009年6月に社長就任以来、多くの困難に直面してきました。トヨタとして大変厳しい時代を過ごしてきましたが、でも、平時では学べないことを多く学んだ時期でもあった」

 《豊田社長の話に、静まりかえる会場。“学んだこと”の説明が続く》

 豊田社長「そこから学んだことは、持続的に成長することが最も重要ということです。台数の拡大が成長ではないということを痛感しました。持続的な成長には『もっといいクルマ』をつくることです。そのための革新も進みつつあります」

 《今年度からの新たな取り組みについて、決意を表明するように株主に語りかけた》

 豊田社長「持続的成長について少し説明します。自動車は米国や新興国の成長で台数の増加が見込める。でも、まだ持続的成長のスタートラインに立っただけと考えている。この4年でトヨタのクルマ作りは大きく変わり、収益体質も変わりました。でも、経営環境は刻々と変わります。再びリーマン・ショックのようなことが起こっても利益を出せるのか…。真の競争力を全員で追求していきたいと考えていきたい」

 《4月からの新体制について説明を続ける》

 豊田社長「4月から導入したビジネスユニット制も、新たなクルマ作りの仕組みも“真の競争力”を高めるためのものです。いつもベター、ベター、ベターを追求していきます。引き続きご支援をお願いします」

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