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“加齢臭市場”が活況 下着、芳香剤…日用品や衣料分野にも拡大

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“加齢臭市場”が活況 下着、芳香剤…日用品や衣料分野にも拡大

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マンダムは“ミドル脂臭”に対応したボディーソープなどを投入し、他社との差別化を図る  高齢化が進む中、中高年男性に多い加齢臭に対応した商品市場が活況だ。清潔への願望が高まるにつれて化粧品のほか、日用品や衣料分野にも拡大し、一大市場を築きつつある。

 “加齢臭市場”で先陣を切ったのが、化粧品最大手の資生堂だ。同社は加齢臭という言葉を生み出し、1999年に中年男性が発する臭いの原因物質「ノネナール」を解明した。そして加齢臭の抑制効果のあるシャンプーなどの商品をブランド「ジョイフルガーデン」として市場を形成してきた。

 ジョイフルガーデンの2012年度の売上高は前年度比20%増と好調だ。今月には別の消臭ブランド「エージープラス」からも加齢臭をケアする初のデオドラントスプレーを発売するなど勢いは止まらない。

 「加齢臭=ノネナールが原因」という認識が広がる一方、新たな臭いの原因物質に着目したのがマンダムだ。昨年11月、中年男性の頭部周辺から「ジアセチル」という成分が多く生成され、不快な脂臭を発していることを世界で初めて解明。この臭いを「ミドル脂臭」と名付けた。

 24日には、ジアセチルを抑制する成分を配合した「ルシードデオドラントシリーズ」を投入。同社によると、男性用ボディケア市場はこの5年で1.5倍に拡大しており、13年度も前年度比5%増のペースだという。西村元延社長は「体臭が気になる中年男性は増えており、これに対応する商品は男性化粧品市場全体の活性化につながる」と意気込む。

 また、日用品でも加齢臭対応商品は広がっている。ライオンは昨年9月、加齢臭消臭成分を配合した洗剤「消臭ブルーダイヤ」を発売。エステーも今月、男性の臭い対策にフォーカスした消臭芳香剤「消臭力 収納空間用 〈リフレッシュハーブ〉」を投入した。両商品ともパッケージには加齢臭対応商品であることを大きく記載し、性能をアピールする。

 衣料分野では、紳士服大手のはるやま商事が今年1月、加齢臭を抑える下着「スマート消臭デオデザインアンダーウェア」を発売。スポーツ用品大手のゴールドウインは、09年に着るだけで加齢臭を約9割カットする素材「マキシフレッシュプラス」を開発し、スポーツ用アンダーウエアなどの商品を展開。昨年にはブランドを一新し、肌触りや耐久性を強化した新商品を百貨店などへ販売チャンネルを拡大している。(西村利也)

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