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「ビッグローブ光」営業強化 会員数600万人に倍増目指す
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インターネット接続事業者(ISP)大手のビッグローブは、NTT東西地域会社の光サービス卸を受けて2月1日に提供を始めた独自サービス「ビッグローブ光」による顧客獲得や法人営業を強化し、現在300万人強の会員数を2~3年で600万人まで倍増を目指す。
スマートフォンを中心としたモバイル通信が浸透するなかでISP業界は苦戦が続くが、ビッグローブは新サービス導入を機に全社の意識改革も推進し、会員大幅増をてこに合従連衡の主導的立場を目指したい考えだ。
ビッグローブ光は光回線を利用し毎秒最大1ギガ(ギガは10億)ビットのインターネット接続サービスを月額4080円(マンション)か5180円(戸建て)で提供する。スマホとのセット販売で端末料金を200円割り引くほか3月1日までの契約には1万円をキャッシュバック(現金還元)する。
Wi-Fi(無線LAN)自動選択機能や5個まで保有できるメールアドレスなどの現行サービスに加え、付加価値サービスを拡充し、顧客の新規獲得を強化する。また、遠隔対面応対システムなどアフターサービスも拡充し、法人向け営業も強化。現在8%程度のISP市場シェアを最大20%程度まで引き上げる。
ビッグローブは昨年3月に株主がNECから日本産業パートナーズ(JIP)に変わり、経営基盤強化を進めている。今年1月にはNEC出身で携帯販売会社の経営に携わってきた中川勝博社長が就任し、ビッグローブ光の提供を見据えた営業力強化策を検討してきた。
3月には「プロジェクトリーダー制度」を導入する。各リーダーには数値目標を課して“個人商店”単位の創意工夫を生かす態勢を試行。成果主義を重視した報酬・人事制度に改める。