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スカイマーク、2月の搭乗率は68% 主力の羽田-福岡、札幌は前年水準に回復

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スカイマーク、2月の搭乗率は68% 主力の羽田-福岡、札幌は前年水準に回復

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 民事再生手続き中のスカイマークが10日発表した2月の全路線平均の搭乗率は前年同月比0.4ポイント下落の68.6%だった。搭乗率低迷や収益悪化を招いていた欧州エアバスの中型機「A330」の運航を2月から休止したことで、主力の羽田-福岡線が89.4%、羽田-札幌線も84.2%と、ともに前年同月の水準に改善。一方、地方を結ぶ路線は多くが低迷が続いた。

 2月は年間でも閑散期に当たる。羽田発着路線5路線のうち、福岡線と札幌線を除く3路線はいずれも搭乗率が60%台にとどまった。地方路線では、神戸-仙台線が28.5%と、昨年4月の就航以来最低を記録。8月末で撤退する米子空港発着路線は、米子-神戸線が38.3%、米子-那覇線が49.7%だった。

 一方、同社の再建を支援する共同スポンサーの選定をめぐっては、名乗りを上げた企業からの提案の審査に時間がかかっており、3月中に決まる見通しだ。

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