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【株主総会ライブ】東芝(4終)「内紛の解消を」と切り込む株主…改善を誓う田中社長

ニュースカテゴリ:企業の電機

【株主総会ライブ】東芝(4終)「内紛の解消を」と切り込む株主…改善を誓う田中社長

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東芝の定時株主総会の会場に向かう株主=25日午前、東京都墨田区の両国国技館  株主からの質問は続く。具体的に株価下落による損失補償を求める質問まで出た。

 株主の質問 「不適切会計の影響で株取引で損をした。株は自己責任だが、不正なので、全額保証してほしい」

 牛尾文昭常務 「いまだに決算発表できておらず、株主様にご迷惑をかけている。不適切会計処理の原因は、第三者委員会の調査中で、結果を受け止め、経営に反映したい。役員の責任も結果を受けてから判断する」。

 週刊誌などでよく報じられている西田厚聡相談役と佐々木則夫副会長の確執について、突っ込んだ株主の質問が出た。

 株主の質問 「9月までは現体制でやると思うが、週刊誌などでトップ同士の内紛が報じられている。私は内紛があると思っている。また、その内紛の地盤が続くのではないか。(会場で拍手が起きる)10月以降は、内紛を解消する形にしてほしい」

 谷野作太郎取締役 「週刊誌は読んでいるが、必ずしもそれに同意しない。2人は会社の将来を思い、ああいう形になったと思う。9月の株主総会では、新しい役員候補を示して判断してもらうことになる」

 『天下の東芝』だというおごりがあったのではないか、という総括的な質問が最後に出た。

 株主の質問 「不祥事について、東芝という伝統ある会社におごりがあったのではないか。『天下の東芝』というおごりがあったのではないか。あと、役員の皆さんのコミュニケーションが不足しているのではないか」

 「良い報告だけが上司にあげて、悪い報告は外に出さないようになっているのではないか。役員は、現場を実際にみているのか。できていないから、上面だけみているのでは。臭いことには蓋をするようになっているのでは。これを契機に膿を出してほしい」。

 田中久雄社長 「おごりやコミュニケーション不足、現場を見るべきと指摘されたが、すべてのご指摘の点を踏まえ、改善し、新たな東芝グループを作ることを検討したい。膿をすべて出してほしいという激励の言葉をいただいた。全力で取り組んでいく」

 東芝の株主総会は25日午後、所要時間約3時間15分で終了した。

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