SankeiBiz for mobile

【ソチ五輪】日本奮闘メダル8個 笑顔の花咲いた!

ニュースカテゴリ:EX CONTENTSのスポーツ

【ソチ五輪】日本奮闘メダル8個 笑顔の花咲いた!

更新

2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google  ソチ五輪は2月23日夜(日本時間24日未明)、ロシア南部ソチのフィシュト五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間にわたる雪と氷のスポーツの祭典が閉幕。大会には史上最多の88カ国・地域から約2900選手が参加し、7競技、98種目で熱戦を繰り広げた。日本選手団は1998年長野五輪の10個に次ぐ歴代2位、海外開催の冬季五輪では最多の8個のメダルを獲得した。

 広がった活躍の場

 天才少年と41歳の「レジェンド」がメダルを手にし、ママさん選手や17歳の女王は力を尽くした。国民的ヒロインの感動の演技もあった。113人が出場したソチ冬季五輪日本代表は雪上で、氷上で躍動した。フィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる、19)=ANA=が金メダルに輝いたのを筆頭に、海外の冬季五輪で最多のメダル8個に結実した。

 多彩な顔ぶれだった。スノーボード男子ハーフパイプの15歳、平野歩夢(あゆむ、バートン)は冬の日本人最年少で表彰台に立ち、ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(41)=土屋ホーム=は最年長メダリストとなった。大ベテランは20代の若手を率い、団体でも銅メダルに導いた。結婚、出産を経て復帰したカーリング女子、北海道銀行の小笠原歩(35)は下馬評を上回る奮闘を見せ、「母親でもできると認めてほしい」という思いを示した。

 活躍の場が広がった。2006年、10年のメダルは全てスケートだった。ソチではスキーが7個と巻き返した。新種目のフリースタイルスキー女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚彩那(あやな、25)=石打丸山ク=は「興味を持ってもらえたかな」と話した。

 創意工夫と努力重ね

 涙もあった。フィギュアスケート女子の浅田真央(23)=中京大。日本中が目を覆ったショートプログラムの失敗から一転、圧巻のフリーを見せた。「最高の演技ができた」との言葉に誰もがうなずいた。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(17)=クラレ=は無念の4位に終わったが、小さな背中に期待を背負い、夜空に舞った姿は立派だった。

 冬季競技は練習の場所が限られ、日本の環境が恵まれているとは言い難い。創意工夫と努力を重ねて立ち向かった。海外で鍛えたスノーボード女子の竹内智香(ともか、30)=広島ガス=は拠点を国内に戻して日本の良さを再認識し、4度目の出場で銀メダル。仕事と競技を両立させて五輪切符を手にしたアイスホッケーの女子は、果敢に戦った。

 東日本大震災を経験した羽生は転んでも諦めずに、後半を立て直して金メダルを引き寄せた。翌日、メダルを首にかけてもらい、「すごく重い。今は幸せに浸りたい」とさわやかな笑顔を見せた。

 橋本聖子団長(49)は「心に響いたと感じてくれた一人一人が、自分の人生に置き換えて、何かのプラスにしてくれればいい。それが私たちオリンピアンの最大の仕事」と6年後の東京五輪へと続く意義を熱く語った。4年に1度のドラマは、見る者の記憶に刻まれた。(SANKEI EXPRESS (動画))

ランキング