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【花千代のビューテイフル・フラワーズ】プリザーブドフラワーと異素材ミックス
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生花を加工して作った「プリザーブフラワー」と多肉植物との異素材ミックス(Finish!、花千代さん提供) 毎年のこととわかっていても、入梅間近のこの時期、雨やじめじめとした湿度は憂鬱なものです。野菜や果物と同じく、生花もいたみやすいので、お部屋に飾るフラワーアレンジを作るのもおっくうになりがち。そこで今回は生花ではなく、生花を加工して作った「プリザーブドフラワー」を使い、多肉植物との異素材ミックスに挑戦しましょう。
プリザーブドフラワーの特徴の一つは、日持ちが長いということです。同じく生花を加工したものでも、ドライフラワーは風化しやすく、次第に色あせしてしまいますが、プリザーブドフラワーは、樹液の代わりに保湿成分のある液を吸わせて保存加工するので、生花のように新鮮な姿のまま、色や質感が長持ちします。直射日光にさえ当てなければ、半年~1年ほど持ちます。
こうした点が重宝され、最近は、プリザーブドフラワーのバリエーションも多岐にわたって増えてきました。その中から、定番である黄色いバラを3輪と、加えて、アジサイをチョイス。アジサイは色味が豊富な花ですが、グリーンのものを使ってみました。ちなみにアジサイは小さな装飾花がたくさん集まったものなので、フラワーアレンジの際、オアシスの周りを囲ったり、根元や隙間などにまんべんなくあしらうのに便利ですよ。
今回、プリザーブドフラワーと、オブジェのようにユニークな姿のベンケイソウ科の多肉植物を組み合わせてみました。多肉植物もまた日持ちがよいことで知られます。バラとアジサイと多肉植物、それぞれの質感がさまざまな異素材ミックスの、面白いアレンジメントとなりました。多肉植物には緑色の花材用テープを巻いた木の棒を根元に挿し、こんもりとしたアジサイの上に載せるように活けます。多肉植物2株、そしてバラ3輪も、高低差をつけて、アレンジ全体に立体感がでるようにバランスを考えて活けてください。最後に丸い実物やアートのグリーンボールなどを足し、アレンジにリズムをプラスしても面白いですね。
今回のように花材に特徴がある場合、花器はガラス器などニュートラルなものにすると個性がぶつかり合わずすっきりとまとまります。またガラス器ならオアシス周りにあしらったアジサイも透けてみえるので、梅雨時にふさわしく、抜けのよい涼しげな眺めとなりました。
簡単で、モダンなスタイルのアレンジですので、ぜひ挑戦してみてください!
■ウイッグだって自己表現☆
先月(4月)、私の新刊「若さを卒業すれば女はもっと美しくなる」の出版記念パーティーでお祝いに駆けつけてくれたたくさんのゲスト。
その中でアロマテラピストの友人、中山潤ちゃんは特別目立っていました。なんと自分でデザインしたオリジナルウイッグだそう! 金髪だけでなくピンクや紫、赤毛なども☆ ウイッグで自己表現って目からうろこ、私もオリジナルウイッグ作りたいな~。(フラワー・アーティスト 花千代/SANKEI EXPRESS)
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ブログ「花千代のHAPPY FLOWER LIFE」
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