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ガス漏洩か 台湾で爆発、26人死亡

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ガス漏洩か 台湾で爆発、26人死亡

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大規模な爆発があった区域=2014年7月31日深夜から8月1日未明、台湾・高雄市(共同)  台湾南部の最大都市・高雄市の市街地で、7月31日深夜から8月1日未明にかけて爆発が複数回起き、台湾当局によると26人が死亡、256人が負傷した。報道によると、爆発は2~3キロ四方の少なくとも5カ所で相次いで起き、消火に駆けつけた消防士ら4人が巻き込まれて死亡した。炎が15階建てビルの高さまで立ち上る場所もあったという。現場付近の道路の地下には複数の石油化学工場のパイプラインが敷設されており、当局では可燃性の気体が漏れて引火した可能性があるとみて調べている。

 爆発の現場では、道路が約1キロにわたって陥没し、なぎ倒された街路樹や焼け焦げた乗用車が無残な姿をさらした。有力紙、聯合報は「爆撃を受けた戦場のようだ」と伝えた。

 地元メディアは、車道から突然、炎が吹き上がる様子や、コンビニ店のガラス窓が吹き飛ぶ様子を映した防犯カメラの映像を放送した。救急車が足りず軽トラックで負傷者を病院に搬送したり、陥没した道路の穴の中からけが人や遺体を運び出したりする様子も報じられた。爆風で3階建て民家の屋根まで飛ばされた乗用車もあった。

 高雄市当局は、現場付近の空気の分析結果から、石油化学工場3社のいずれかのパイプラインから可燃性の気体が漏れたとみて調べている。住民1000人以上が避難した。

 高雄市は人口約280万人。現場は鉄道の高雄駅南東の市街地。日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所(大使館に相当)によると、日本人の被害は確認されていない。(台北 田中靖人/SANKEI EXPRESS

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