SankeiBiz for mobile

【内閣改造】「将来の首相候補」 小渕氏は経産相

ニュースカテゴリ:EX CONTENTSの政治

【内閣改造】「将来の首相候補」 小渕氏は経産相

更新

第2次安倍改造内閣の閣僚呼び込みで、首相官邸に入る小渕(おぶち)優子経産相=2014年9月3日午後、東京都千代田区(共同)  経済産業相に就任した小渕(おぶち)優子衆院議員(40)は2008年の麻生内閣で戦後最年少の閣僚として少子化担当相を務めて以来の2度目の入閣となった。将来の首相候補との声もある2児の母は、多少のことではへこたれない心の強さが売りだ。

 小渕氏はテレビ局勤務を経て、00年5月に急逝した父親の小渕恵三(けいぞう)元首相の地盤群馬5区から出馬し、26歳で初当選した。元秘書で、群馬県中之条町長の折田謙一郎氏は「看病や葬儀と相次ぐ中での選挙戦で、1日だけ休ませようとしたら『遊説車に乗せてくれないならタクシーで回る』と怒られた」と当時を振り返る。「父親譲りの頑張り屋で泣き言を聞いたことがない」と話す。

 07年9月に長男を出産。少子化担当相だった09年には第2子の妊娠を公表した。現職閣僚で妊娠したのは初めてだが、当時の取材に「不安も多いが少子化対策の旗振り役としてひるんではいけない」と答えた。

 出産間近だった09年の衆院選で4選を果たし、政権交代に伴う新大臣への引き継ぎはマタニティードレス姿だった。後任の福島瑞穂氏から「(事務引き継ぎは)大丈夫なのかと思いましたが、お元気そうですね」と話し掛けられると、「結構つらいんです」と思わず本音を漏らす場面もあった。その約2週間後、次男を出産した。

 祖父も衆院議員を務めた政治家一家。世襲に厳しい風潮に「世襲と言うだけで良い悪いを決められるのはちょっと乱暴だ」と反発する一方、「げたを履かせてもらえる部分や、他人の出馬の可能性を摘んでいる部分も正直ある」と、取材に答えたこともあった。

 「国酒を愛する議員の会」の副会長を務め、酒の強さは折り紙付きだ。

 ≪山谷拉致担当相に期待寄せる家族会 交代時期には疑問も≫

 第2次安倍改造内閣の山谷(やまたに)えり子拉致問題担当相(63)について、拉致被害者の家族は3日、「以前から拉致問題に取り組んでいた」「最適」と期待を寄せる一方、交代時期に首をかしげた。

 参院議員2期目の山谷氏は超党派の拉致救出議員連盟で活動。野党時代の自民党「影の内閣」で拉致問題担当相を務め、今回の入閣前は党の拉致問題対策本部長だった。

 家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は埼玉県上尾市の自宅前で「以前からわれわれと同じ気持ちで拉致問題の早期解決に言及していた。即仕事ができるのでは」と述べた。

 横田めぐみさん=失踪当時(13)=の父、滋さん(81)は「大臣として最適。昔から一生懸命やってきてくれた実績のある方で希望が持てる」と歓迎。2006年に当時のブッシュ大統領とホワイトハウスで面会した訪米で一緒だった母、早紀江さん(78)も「熱意のある方」と活躍を期待した。

 ただ、北朝鮮の特別調査委員会による最初の報告が迫る時期での担当相交代は「腑(ふ)に落ちない」と飯塚さん。「(政府の)説明が少ない感じがする。啓発より救出に専念して」と注文を付けた。(SANKEI EXPRESS

ランキング