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自分を理解し、導く力 YORI(DA PUMP)
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新星DA_PUMPの主要メンバー、YORI。今回のインタビューのロングバージョンがこちらからご覧になれます=2014年10月9日(提供写真)。http://dews365.com/
2014年よりグループとしての活動を本格的に再開させ、その実力の健在ぶりを見せつけているDA PUMP。一時代を築いてきた彼らだからこそのノウハウで、活動を再開させるや否や、目下その人気はうなぎ上りである。そんな新生DA PUMPの主要メンバーであり、どっぷりとストリートダンス界に身を置いてきたYORI氏に今までの活動、そして今後の展望を伺った。
僕がDA PUMPに入って、2011年の年始に新生DA PUMPとして新曲を出してからすぐ、問題が生じて活動ができない期間がありました。その間はグループとしての活動ができず、それぞれがバラバラになってしまうような時期を過ごしました。実際に新生DA PUMPとして一緒に入ったメンバーも一人脱退したり…。でも僕はそれを見て、本人の選ぶ道だから背中を押そうと思ったのと同時に「自分は今じゃない」とも思ったんです。
このグループの中で自分しかできないことがあるはずで、それはまだできていないんだと。その後、皆で話し合い、活動を再始動する瞬間に向かって、それぞれに力を付けようということになりました。渦中に居る間はわからないものですが、今思うと本当に大切な3年半だったと思います。未熟な自分に与えられた猶予期間だったんだなって。
そんな中、ある時皆から出た意見が「モールツアー」というものでした。最初は事務所側も難色を示していたようですが、他ならぬISSA君も快諾してくれたし、とにかく自分たちの気持ちを伝えるために企画書を作って社長に持っていったんです。その結果、互いの「DA PUMPのために」という思いのもと、昨年はたくさんのモール会場でライブを積み重ねることができました。
自分たちを観に来たわけではない人たちがライブを見て徐々に足を止めていって、気付けば数えきれない程の人が見ていてくれて…。一つ一つが本当にこの仕事をやっていてよかったと思えた経験でしたし、DA PUMPとして生きる自分の意思もより強固にしてくれました。
この一連の経験から、今からの時代は、僕はどれだけ自分のことを理解して導けるかがカギになると思っています。周囲への見え方、自分の何をどう使って誰に見せたいのか? 2015年はそういう所に着眼して、今まで以上にたくさんの取り組みをしていきたいと思っています。今後とも応援よろしくお願いします。(ライター 吉田悠紀/SANKEI EXPRESS)
今回のインタビューのロングバージョンがこちらからご覧になれます。http://dews365.com/