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子供たちの輝ける場所を作る ALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTEST
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沖縄県出身のダンサー/オーガナイザー、ぱお(本名:松川直也)さん。コンテストの詳しい内容や詳細はhttp://alljapansuperkids.com/まで=2015年2月10日(提供写真)
昨今、空前の大流行を見せているキッズダンスシーン。一昔前は子供たちの大会といえば「水泳の記録大会」だったものが、現在は「ダンスのコンテスト」へと移り変わりつつある。そんなキッズダンサーたちの輝ける場所を作るイベント「ALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTEST」はその火付け役として子供たちのダンスシーンに多大な影響をもたらしている。今号では、他ならぬこのイベントの立役者であり、プレーヤーとしても全国区のぱお氏にその思いを聞いてみた。
僕がイベントをやり始めた当初は、普通の大人のクラブイベントをやっていました。仲間が少しでも輝ける場所があったらいいなという思いで個人でやっていたのですが、ある日テレビで、けん玉がすごい、一輪車がすごいなど、いわゆるキッズたちが得意な物でいろいろな所で活躍する姿を見かけ、当時は今程多くはないですが増えつつあったキッズダンサーという存在が、そういう活躍の仕方ができる舞台を作りたいと思ったのが始まりです。
当初は手作業でフライヤーを郵送し、スタッフ全員でネットの掲示板に書き込んだりしてイベントの認知度を上げようとしたり、ダンススタジオがコンテストにチームを出場させるという常識自体があまりなかったので、一筋縄ではいかないことがたくさんありましたが、スタッフや協力者たちの頑張りと、何よりキッズダンサーの増加とともにイベントの認知度が次第に上がっていき、現在では北は北海道、南は沖縄まで全国各地で計30回の予選を開催するイベントへと成長しました。イベントの趣旨としてあった「観覧無料」で誰でも楽しめることや、ダンスを知らない方にも見ていただけるようにショッピングモールでの開催を心がけていたりと、そういう一つ一つのことが積み重なって今の姿があると確信しています。
現場を見て可能性を感じて賛同してくださる協賛の方々、特にCHEERさんには当初からお世話になっていて、イベントの良かったことも悪かったことも共有していただいてます。そんな方たちへの感謝を忘れず、常に日本やアジアのキッズダンサーたちの目指すべき場所であり続けるようにこのイベントをまだまだ育てていきたいです。また、この大会を通じて将来を夢見る人間性や社会的なマナーなども学んでもらえるような取り組みもさらに活発にするつもりです。(宮城県出身のダンサー、吉田悠紀/SANKEI EXPRESS)