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【プロ野球】強いDeNA 7カード連続勝ち越し

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【プロ野球】強いDeNA 7カード連続勝ち越し

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広島に勝利し、5連勝を喜ぶDeNAナイン。左端は中畑清監督=2015年5月16日、広島県広島市南区のマツダスタジアム(共同)  51年ぶり快挙

 プロ野球は16日、各地で6試合を行い、マツダスタジアムではDeNAが5連勝で、1964年以来51年ぶりとなる7カード連続の勝ち越しを決めた。四回にバルディリスの先制2ランで得たリードを守りきった。井納(いのう)は粘りの投球を見せて今季初完投で3勝目。広島は再三の好機を生かせず、ジョンソンを援護できなかった。

 期待の右腕、井納の力投がDeNAに今季3度目の5連勝をもたらした。中畑監督は「これを待っていた。非常に素晴らしい投球。大合格」と褒めちぎった。

 井納140球粘投

 三者凡退は八回だけだったが、最後まで粘り抜いた。一回は1死満塁のピンチを背負ったものの、ロサリオ、小窪を連続三振。2点リードをもらった直後の四回には犠飛で1点を失ったが、追加点を許さず、九回は2死一、三塁で会沢(あいざわ)を左飛に仕留めた。140球の力投を振り返り「粘り強さ。それが僕の投球スタイル」と胸を張った。

 前回登板の8日は四回途中4失点で降板。この日のマウンドで何が何でも投げ抜くことを望んでいた指揮官は「自分で信頼を失っていた。それを取り戻したね」と喜んだ。

 抑えの山崎康は41試合中すでに22試合に登板しており、2日続けて休めた意義も大きい。5月は11勝2敗となり、首位をひた走るDeNA。

 井納が「投手は粘っていれば中軸が走者をかえしてくれる。信じてやるだけ」と話したように、投打の歯車はがっちりとかみ合っている。(SANKEI EXPRESS

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