本音で、戦争と敗戦と戦後を綴った日記 戦中派「山田風太郎」の不戦・焼け跡・闇市・動乱日記 松岡正剛
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昭和26年と翌年の日記。風太郎は29歳。あいかわらず読書力はべらぼうだが、推理系がふえている。時に天皇にふれて、現天皇には「悪」がない、『白痴』のムイシュキンに似ているなどと大胆なことも書いている。乱歩の名状しがたい魅力にも憧れていた。それは文才からくるものではなく、人間的奇妙性からくると見抜いていた。しかし風太郎こそが“純粋奇人”だった。(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長 松岡正剛/SANKEI EXPRESS)
「松岡正剛千夜千冊」(http://1000ya.isis.ne.jp/)

