ドコモも、NTTグループでベンチャー投資ファンドの運用管理を行うNTTインベストメント・パートナーズの全株式をNTTから譲り受け、新たなファンド運営会社「ドコモ・イノベーションベンチャーズ(DIV)」を今月下旬に設置。同時に、運用総額100億円のVC「ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合(DIファンド)」も設立する。
スマホ関連に限らず、広く情報通信関連のベンチャー育成に乗り出し、「グローバルな視野で開発を目指す人を支援していく」(中山執行役員)方針だ。
このほか、フジ・メディアホールングスは、コンテンツ事業を強化するため、ベンチャー支援の新会社を設立。監査法人トーマツグループのトーマツベンチャーサポートは、「決裁権を持つ大企業の担当者とベンチャーの社長をいかにつなげるか」(斎藤祐馬事業開発部長)が重要と考え、“出会いの場”の提供に力を入れる。