被災地、観光復興へ試行錯誤続く 戻らぬ客足、震災遺構の活用も (1/4ページ)

2013.12.16 05:55

東北6県と全国の観光目的での延べ宿泊者数の比率

東北6県と全国の観光目的での延べ宿泊者数の比率【拡大】

 東日本大震災の発生から2年9カ月がたつ。震災直後にはボランティアや視察団など国内外から多くの人が押し寄せた被災地は静かとなり、住民からは「このままでは忘れ去られてしまう」といった不安の声が出始めた。復興支援につながる観光のあるべき姿をめぐって、支援者と住民、行政側など関係者の思いは必ずしもかみ合っておらず、試行錯誤が続いている。

 宮城県気仙沼市、気仙沼漁港近くに11月25日、震災直後から支援活動を続けている俳優の渡辺謙さんが、私財を投じたカフェ兼イベントスペース「K-port」がオープンした。設計は世界的建築家、伊東豊雄氏が手がけ、有名シェフの三国清三氏がメニューを監修する。

 渡辺さんは「『復興』のかけ声を転換する時期にさしかかっている。震災前も過疎化が進んでいた地域を元に戻すのではなく、魅力ある場所にするには魅力あるコンテンツを持っていくのがベスト。思いや発想を『暖色系』に変えたい」と動機を話す。オープン前日には妻の女優、南果歩さんと朗読劇「ラヴ・レターズ」を上演した。

「『独眼竜政宗』は好きだったけど、カフェに興味はない」

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