バンダイは7日、昭和45年開催の大阪万博のシンボルが変形する「超合金 太陽の塔のロボ」を9月27日発売すると発表した。金属製のキャラクター玩具「超合金」の発売40周年を記念した商品で、岡本太郎記念館の平野暁臣館長が監修。万博世代のハートをわしづかみにしそうだ。
「もし太陽の塔がロボットだったら?」
という、バンダイのデザイン担当者が長年温めていた着想を商品化。太陽の塔が持つ造形美を生かしつつ、金属の重厚感あふれる3段階の変形ギミックを盛り込んだ。全長28センチ(ロボ形態時)で手足の関節が可動、飾るだけでなく動かして遊べる。
税抜きの希望小売価格1万7千円。ホビー店などで今月8日から予約を受け付けるほか、10~11日に東京・秋葉原で同社が催すイベント「魂の夏コレ2014」で試作品を公開する。
「超合金」はロボットやヒーローの姿を亜鉛合金で再現したバンダイ独自の商品ブランドで、昭和49年発売の第1弾「マジンガーZ」は初年度に50万個を販売する大ヒットを収めた。40周年記念で6月には「超合金 ハローキティ」も発売する。