ベンチャーキャピタル5社 14年3月期 株高でFVC除き最終黒字 (1/2ページ)

2014.5.13 05:00

 ベンチャーキャピタル(VC)大手5社の2014年3月期連結決算が12日、出そろった。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による株高を受け、投資先企業の新規株式公開(IPO)による売却益が業績を押し上げ、フューチャーベンチャーキャピタル(FVC)以外の4社が最終黒字を確保した。

 12日に決算を発表した日本アジア投資の最終損益は2億円の黒字で、6年ぶりの黒字決算となった。IPO実績は前期比4社減の8社だったが、キャピタルゲインは98.9%増の36億円を確保した。同日発表のドリームインキュベータも4社のIPOを実施。最終利益が27.2%増の8億円だった。

 VC専業最大手のジャフコは最終利益が172億円で過去最高。IPO実績は前期比1社減の25社だが、キャピタルゲインは前期比3.6倍の268億円に達した。SBIホールディングス(HD)は、VC事業にあたるアセットマネジメント部門の最終利益が65.0%増の89億円。IPOは前期と同じ12社。FVCは3年ぶりの最終赤字となった。

 今期の通期業績予想は各社とも未公表だが、前年と違って株価上昇の勢いがなく、「中国経済や東欧情勢などの悪化への懸念が投資行動に冷や水をかける可能性がある」(日本アジア投資)など、慎重な見方が多い。

ベンチャーキャピタル5社の2014年3月期連結決算

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