ボーイング787-8(後方)と並ぶ、世界初の旅客フライトへ向かうボーイング787-9(手前)=4日、東京都大田区の羽田空港【拡大】
ANAホールディングス(HD)は4日、米ボーイング社の新型最新鋭機「787-9」の受領に伴い、羽田空港発の日米友好記念フライトを実施した。
同機の旅客フライトは世界初。日米の小学生、約80人が搭乗し、羽田から富士山上空の遊覧フライトを楽しんだ。
記念式典にはケネディ駐日米国大使も参加。「同機には日本企業製の部品が約35%、使用されており、日米間のパートナーシップを強くする象徴となる」などと話した。
787-9は従来機の「787-8」に比べ燃費効率が良く、約1.2倍の座席と貨物を搭載できる。
ANAHDは7日から同機で羽田-福岡など国内3路線を運航する。