特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系、10月5日午前8時スタート)の制作発表会見が8月28日、東京都内のホテルで開かれた。今回は初の「刑事」という設定に加え、ライダーなのにバイクではなく、スーパーカーに乗るという。東映の大森敬仁プロデューサーは「1971(昭和46)年に初代テレビシリーズが始まり、今年で43年。ライダーがドライバーに変わる歴史的瞬間を見てください」と、力を込めて語った。
ライダー×刑事ドラマ
「ドライブ」は「平成ライダー」の16作目。会場では、集まった記者や関係者が席に座りきれず、立ち見が続出。注目度の高い会見となった。
上半身にタイヤが装着されるなど、ドライブの外見は「車」をイメージ。「フルーツ」と「鎧(よろい)」をモチーフにした前作「鎧武(がいむ)」と比べ、メカニックな印象が前面に出たデザインとなっている。
ドライブは、ライダーベルト「ドライブドライバー」(愛称:ベルトさん)を使って変身。「ベルトさん」には意志があり、主人公の泊(とまり)進ノ介を仮面ライダーとして教育するという一面を持つ。