カジュアル衣料品チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが8日発表した2014年9~11月期連結決算は、売上高が前年同期比23・3%増の4795億円、営業利益が同39・9%増の913億円、最終利益が同63・9%増の688億円と、大幅な増収増益を確保した。
全体の増収額の約6割を海外のユニクロで稼ぎ、売上高全体に占める海外ユニクロ事業の割合は35%に達した。中国、韓国の伸びが著しく、計画を上回る増収増益に。海外の店舗数は9~11月期で62店増え、695店となった。
国内も、機能性肌着「ヒートテック」の新商品が好調だったほか、9月初めからの気温低下で秋冬物販売の立ち上がりが早く、やはり計画以上の増収増益だった。