下戸じゃなかった「孤独のグルメ」の松重豊…今やCMの売れっ子、ヱビスビールCMで新境地開拓 (3/4ページ)

2015.5.5 07:00

ヱビスがこだわっている原料の麦芽・ホップ、製法などに焦点を当てながらヱビスにしか作れないコクの理由を、松重さんの表情と声でひもといていった。

ヱビスがこだわっている原料の麦芽・ホップ、製法などに焦点を当てながらヱビスにしか作れないコクの理由を、松重さんの表情と声でひもといていった。【拡大】

  • 人気ドラマ「孤独のグルメ」と同様、「ことさら演技ではなく、おいしいという実況を行うことにこだわった」と語る松重さん

 プレミアムビールの代表格であるヱビスは100年以上続いているブランド。しかし、本格的なテレビCMは21年前からと、意外に歴史は浅い。最初に起用したタレントは「マッサン」の父親を好演した前田吟さん。それ以降、クオリティの高さをアピールしたCMを作り続けている。

■重視したのが〝声〟

 ヱビスのCMにはすでに、滝川クリステルさんが登場している。滝川さんを起用した理由は、情緒的な側面から上質さを訴求するため。図らずも東京五輪の招致で行った「おもてなし」プレゼンテーションで有名になった。

 これに対し、新CMを作成するに当たっては「麦芽100%を使用」「通常のビールに比べて1.5倍の熟成期間を要する」といった商品価値を強調していくことを決めた。3月までサッポロビールのブランド戦略部長を務めていた野瀬裕之・サッポロホールディングス取締役は、「ポッと出のプレミアムビールとは圧倒的にクオリティが異なる点を強調したかった」と振り返る。

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