「花つぼみローズウォーター」を共同開発した東京都市大学の「やま都市なでしこ」のメンバー=世田谷区【拡大】
女子大生の考えた「こんなドリンクあったらいいな」を形にしよう-。キッコーマン飲料(港区西新橋)が東京都市大学(世田谷区玉堤)の学生チーム「やま都市なでしこ」と、飲料水「デルモンテ花つぼみローズウォーター」を共同開発した。「リラックス、リフレッシュできる商品」と胸を張る彼女たち。6月8日から7月31日まで期間限定発売される。(鈴木美帆)
学生らの感性を生かして生まれた飲料水のターゲットは20~30代女性。バラの香りが特徴だが、味はさっぱりとしており、カロリーゼロとダイエット中の女性にもお薦めだという。商品名には「これから花開く女性を応援する」という意味が込められている。
昨年5月から同社が複数の高校、大学からアイデアを募集し、集まった145点の中から同チームが採用された。同大二子玉川夢キャンパス(同区玉川)で行われた新商品発表会見で、同社は「斬新で女子大生らしい若い発想」と選考理由を述べた。
同チームは、理科や数学などを学ぶ知識工学部自然科学科の「リケジョ」仲良し5人組。飲み物の好みはそれぞれ違ったが、外で昼食を取っているときに偶然咲いていたツツジを見て、「花がいいね」とテーマがまとまったという。