任天堂は今後の経営体制について、社長職は竹田玄洋専務と宮本茂専務の代表取締役2氏が代行し、「その後は未定」としている。
7月17日、京都市左京区の岡崎別院で営まれた岩田氏の葬儀・告別式。葬儀委員長を務めた竹田専務が次のように弔辞を述べた。
「後継者たちは心配になった時に後ろを振り返り、『岩田さん、これで間違いが無いですよね?』と、もう聞くことができない。これからは自分で実行し、結果を見て反省と修正を自分で続ける決心をしなくてはならない」
偉大な船頭を失った任天堂。改革を完遂できるか、任天堂らしい驚きを持って社会に迎えられる革新的な製品を新たに生み出せるかは残された経営陣にかかっている。