また閉店?関西のアパレルは大丈夫? さみしい気持ち…底知れぬ不安 (1/5ページ)

2015.12.20 07:15

「アソコ」南堀江店。オープン当初の行列はない=平成27年12月撮影

「アソコ」南堀江店。オープン当初の行列はない=平成27年12月撮影【拡大】

  • オープン当初は開店前に行列ができていた「アソコ」=平成25年8月、大阪・堀江エリア
  • 町工場の経営者(阿部寛)たちの奮闘を描いたTBS系「下町ロケット」
  • ドラマ「下町ロケット」の完成披露試写会に出席した左から真矢ミキ、安田顕、吉川晃司、阿部寛、土屋太鳳、立川談春、恵俊彰=平成27年10月、東京・丸の内
  • グランフロント大阪の1階にある「イーブス」
  • グランフロント大阪の「イーブス」

【ファッションおたく】

 相次ぐ大阪発アパレル企業の撤退

 また閉店? 関西のアパレルは大丈夫? ファッションブランド「イーブス」や雑貨「アソコ」を運営する遊心クリエイション(大阪市)が事業を清算する、つまり全店閉店するという知らせが入った。大阪を拠点とするアパレル企業の相次ぐ撤退に、さみしいという気持ちとともに底知れない不安も抱いた。

 10年前、関西の百貨店や商業施設には大阪に本社を置くアパレルブランドの店舗が多数あった。株式会社フィット(大阪市)が運営する「ザ・ファースト」や遊心クリエイションの「グランデベーネ」などがそうだ。大阪ではいずれのブランドもそれなりに人気で、双方の系列店は全国にどんどん増えていった。

 しかし、フィットは今年2月に事業を清算、「ザ・ファースト」ブランドは全店舗閉店した。そして、遊心クリエイションも来年1月末で全店閉店すると明らかにした。

両社に共通するのは、いずれも大阪で創業したが…

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