日立製作所と日立アメリカは13日、米カリフォルニア州サンタクララ市に「北米社会イノベーション協創センター」を設立したと発表した。新拠点は製品開発ではなく、顧客の事業機会を見いだし、事業コンセプトやビジネスモデルなどの研究開発を行う。
日立が立ち上げた北米社会イノベーション協創センターは、ビッグデータ分析やIT分野に精通し、顧客の潜在的な能力を引き出すことを得意とする研究者約100人を集結させた。
この拠点で顧客のビジネス課題を解決するアイデアを創出する。現在、日立はエネルギー、資源開発、交通、情報通信、ヘルスケア分野の事業に力を入れている。これらの分野を中心に付加価値のある提案で顧客のビジネスを支援する。