快適な空間でアウトドア気分を満喫できる「グランピング」が人気だ。グラマラス(魅力的な)とキャンピングを組み合わせた造語で、豪華なリゾート施設やキャンピングカーのほか、自宅の屋上を利用して楽しむ人が増加。道具の用意やテントの設置、火おこしなどが大変というキャンプのイメージを覆す新しいレジャーとして注目されている。
週末は予約で満杯
森の中にあるキャビン(客室)からは河口湖を眼下に眺めることができ、天気が良ければ富士山も見える。外に出れば、たき火にあたりながらお酒や軽食を楽しんだり、木にくくりつけてつり下げるツリーテントで星空を眺めたりといったアウトドア体験ができる。
ホテル運営の星野リゾート(長野県軽井沢町)が2015年10月、山梨県富士河口湖町に開業した日本初のグランピングリゾート施設「星のや富士」。キャビン40室は食事別で1室1泊4万5000円から、と高めだが、週末は予約で満杯の日が続いているという。