ホンダは26日、新たなハイブリッド技術を採用した上級セダン「アコード」の新型車を発売した。国が路上に設置した通信装置から信号情報を検知し、停止時の青信号までの時間などをメーターに表示する機能を世界で初めて採用した。
駆動を助けるモーターの機能向上などで、燃費は1リットルあたり31・6キロと従来モデルから約5%改善。先行車両との衝突を避けるブレーキ技術に加え、歩行者をレーダーなどで検知して警告音やハンドル制御でぶつからないようにするなど安全機能を充実した。
希望小売価格は385万~410万円。国内で年3千台の販売を計画する。